アラサー営業うーまんのBLOG

バツイチ・アラサー営業うーまんが女性のキャリアについて考える

今だからこそしたい、キャリアを考えるということ#転職方法まとめ

お題「どうしても言いたい!」

 

 こんにちは。

 

管理人のRinです。

 

緊急事態宣言が施行されてから少したちますが

みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 

私は緊急事態宣言の対象地域に住んでまして

臨時休業されているお店の多さに驚いています。

 

でもまだまだリモートの環境が整っていないとか、

ハンコ押しに出社する必要があるとか、

業種柄出社の必要がある方も多いと聞きます。 

そんな方

 

みんなで乗り越えないといけない時期ですね…。

蛇足ですが、ストレスから対人へのアタリがきつくなったり、

「自分が自分が」思想で迷惑行動が連鎖してしまったり。

こんな時こそ道徳観、倫理観を問われるなと実感。

 

こんな時こそ他人のアラ探しではなくて

自分と向き合うチャンスですね。

 

今日のテーマは「転職方法まとめ」です。

 

自分自身がこれから上げるようなサービスに携わった経験もあり、

利用して転職したこともあるので、実体験含めご紹介できればと思います。

 

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転職手法の選び方

個々の状況によって使うべき転職手段は違います。

うまく使い分けられている企業ばかりではないけれど、

多くの場合、企業も採用したい人材によって手法を使い分けています。

 

なので、それを知って手段を検討するのがミスマッチを防ぐ良い方法です。

 

ここでは各手法の紹介と、メリットデメリット、企業側の意図を紹介して

それぞれの手法をオススメしたいタイプの人についてまとめていきます。

人材紹介会社

いわゆるエージェントと呼ばれる紹介会社のキャリアコンサルタントにキャリアを相談し

適切と思われる企業を紹介してもらう手段。転職者の利用は無料。

 

企業へのアピールから日程調整や面接結果までエージェントがやり取りしてくれる。

大手エージェントは求人を集める企業側の担当と、転職者の相談にのったり、サポートする担当に分かれていることが多い。

個人や少人数のエージェントは「両面」担当といわれる法人・個人両方を担当する形式のところも多い。

 

メリット:無料でプロが個人的に相談に乗ってもらえるというサービス。

そもそもキャリアについての相談に乗ってもらえたり、履歴書の添削をしてくれたり、面接対策や企業へのプッシュなどといったフォローをしてくれるので、

転職慣れしていない人にはもってこいのサービス。

大手では総合商社のように幅広く求人を扱っていたり、中小では専門商社のように業界や企業特性(外資/スタートアップなど)に専門特化しているエージェントがあり、より専門的な情報を提供してもらえる。

 

デメリット:エージェントも実績を出さないといけないので、より良い実績を出すため、転職者の不利益となってしまうことはある。

・転職者への適性や希望より、ほかの事情を優先することがある。(売り上げが出やすいようにマージンが多い企業を紹介する、転職者の希望より採用されやすさを優先する、など)

・企業/転職者側など担当の違いや、企業⇔紹介会社⇔転職者と、情報の伝達が多いので、正確な情報伝達ができなかったり、やり取りに余計な時間がかかることがある。

 

企業側の意図:手軽だが高額なサービス。

通常、企業が紹介会社に依頼する場合、依頼だけは無料、採用決定時に採用した人の年収の35%など…を支払う成功報酬型であることが多い。(例えば年収500万の人を採用したら175万を支払う)

(ハイクラス人材や専門的な人材に特化したエージェントは前金+成功報酬+αとかなり高額な費用が発生する)

 企業は自分たちに必要な人材をエージェントに伝え、紹介を待つ。

エージェントからの推薦状とともに転職者を紹介され、書類審査~面接と進め、合否をエージェントに伝える。

人材を探す手間が省け、候補者のフォローなどを任せられるので楽だが、金額が金額なので採用要件は低くなく、候補者には一定以上の何らかの条件が求められる。

 

向いている人:下記2パターン方にはお勧めです。

転職が初めてだったり、どのように自分のアピールをしていくと良いかイメージがわいていない人など、相談が必要な場合。

専門特化型のハイクラスエージェントにしか出ていない求人に応募したい人。

 

逆に、ある程度どういう企業を受けたい、どういう条件だと転職するなどの希望が明確にあり、自分の強みを理解している人にとっては人を介することによって面倒に感じることが多い仕組みです。

 

▼ サービス例▼

・最大手総合紹介会社_様々なサービス展開:リクルート エージェント

・総合紹介会社_こちらも求人多い:dodaエージェントサービス

・大手のでは珍しい_両面紹介会社:JACリクルートメント

20代に特化した就職・転職サービス【第二新卒エージェントneo】

・ 経理財務・人事総務・法務の求人・転職なら|管理部門特化型エージェントNo.1【MS-Japan】  

 

求人広告

〇〇ナビ、等のサイトに掲載されている求人に応募するサービス。

駅やコンビニにある求人冊子などからの進化バージョン。

従来から新卒の一括採用などでは主流の方法だった。

 

基本的には無料で、自分の履歴をサイト上に登録し、サイト上から応募する。

応募後はサイト上で書類審査を通過すると面接に進む流れ。

 

メリット:自分で自由に思い立った時に求人を確認し、活動することができる。

きっかけはサイト上の情報がすべてなので求人票には情報量が多い可能性が高い。

業界や職種、地域など様々な方法で求人を探すことができるので、自分の希望と実際の情報を照らし合わせながら情報収集をすることができる。

書類審査で通るかどうかは別として、自分のチャレンジしたい求人に自由に応募することができる。

 

デメリット:下記にも記載するが、企業側の意図からあまりハイクラス、専門性の高い職種の求人が出ることは少ない。

また、複数名からの応募があることが多いため、選考スピードが遅い可能性がある。

 

企業側の意図:人材要件が高くなく、大量採用を目的として利用する場合がほとんど。

基本的には広告枠のランク・掲載期間で料金が決まるため、期間内にできる限り沢山の転職者の応募を集め、その中から良い人を選び出す方法が主。

(Indeedなどの検索型はクリックによって課金される)

 

沢山の人の目につくことが目的のため、「〇〇部長ポジション、年収1000万円から」といった必要な要件が多いポジションはあまり掲載されない。(年収やポジションにつられて候補にならない人からの応募が殺到したら対応が大変なため)

 

向いている人第二新卒、必要な能力をあまり問われない仕事を探している人。

人材紹介よりも一人一人の採用にはお金がかからないので採用ハードルは低め。

企業HPからの応募

企業独自のHPや採用ページに応募する方法。専用のフォームがあることも、人事に直接連絡を取る場合もある。

 

メリット:応募したい企業や職種が決まっている場合、企業側の意図にもマッチしており、非常に有効な手段。

 

デメリット:企業と自分のみのやりとりとなるため、自己アピールから条件の交渉まで、自分でする必要がある。

企業によってフォームが違ったり、やり取りの方法が異なる場合もあるので、複数社に直接応募するとなると応募だけでかなり手間がかかる。

 

企業側の意図:企業のHP自体、転職者から採用の窓口として認識されているケースも低く、よほどの大企業でない限り企業HP自体があまり人の目につかないため、企業からしても「良い人から応募があればラッキー」というレベルで掲載しているケースが多い。

しかし、自社HPで掲載している限りは掲載にも採用にも特段費用が掛からないので、この手法でよい人を採用できることがベスト。

企業によっては、人材紹介では合格にしなかったかもしれない(高額の費用をかけてまで欲しい人材ではない)が、自社ページなので合格にするケースもある。

 

向いている人:応募したい企業やポジションが決まっている人。また、企業とのやり取りや交渉までが自分次第なので、転職に対してある程度の経験や相場観が必要ではある。

 

▼サービス例▼

・新卒採用で「リクナビ」を使った経験ある人も多いかも?:リクナビNext

・同じく、新卒にもよく似た名前のサービスあり:マイナビ転職

・女性の転職といえば!の老舗サービス:とらばーゆ

・地域にフィットした求人が多い:はたらいく

スカウトサービス

自分の経歴を登録し、公開しておくことによって、それをみた企業や人材紹介会社からスカウトメールが届き、面談や面接が始まっていくサービス。

有り体にいえば、仕組は出会い系サイトのようなもの。

登録してある経歴を元に、公開されている求人に応募することもできる。

 

メリット:企業からのスカウトから話が始まる場合、企業も転職者の経歴に興味をもってのことなので、ほかの手段よりも合格の可能性は高い。

(人材紹介会社から「紹介したい企業がある」と連絡が来る場合も多い)

また、企業から自分だけでは考えつかなかったポジションでのスカウトから、

新たなキャリアの選択肢が広がることもある。

企業が採用活動を自ら操作できるため、非公開も含め幅広い求人が存在する可能性が高い。

 

デメリット:自分の経歴の記載方法によって企業からのスカウトがあまり来ないこともある。長いだけではなく、また数字などを含めた客観的にわかりやすい記述が必要。

添削サービスを利用する以外、フィードバックをもらうことができないことから、自己アピールのセンスが問われる。

また、ビズリーチのような有料のサービスも存在する。

 

企業側の意図:企業からすると、手間のかかるサービスではあるが、一定以上の必要要件があるが、ただ待っているだけでは良い人が来ない場合に用いることが多い。

書類審査を省いて、人間性やスキルの確認に注力することができるが、転職者の見極めや企業の魅力付けに慣れている企業はまだまだ少ない。

サービスの利用自体に費用が掛かる場合が多いが、成功報酬の有無も含めて基本的には求人広告と人材紹介会社の間位の費用感。

基本的に企業と転職者のやりとりなので、第三者を挟まず、第二新卒から経営層まで幅広い募集ができるから自由に採用活動ができることがメリット。

 

向いている人:自分の経歴や、できることできないことをしっかり認識し、キャリアに軸を持っている人にはオススメ。逆に軸がないと流れに任せて転職してしまったり、いつまでも迷って関係者に迷惑をかける可能性もある。

 

▼サービス例▼

・登録料ありだが30代以上の転職にオススメ:ビズリーチ

・アラサーの転職にオススメ:AMBI

・手軽に始められる:ミイダス

外資が良く使っている:Linked IN

 

リファラ

昔の言い方で言う「縁故採用」。(エライ人の縁者だから優遇するという意味ではないので少しニュアンスが異なる可能性もある)

自分の友人・知人を会社に紹介し、適切なポジションで選考を進める方法。

知り合いのツテからなので、企業の対応も良く話を進めやすい。

 

メリット:知り合いのツテなので、企業との話が円滑に(合否ではなく、コミュニケーションを指す)進みやすく、企業の仕組みにもよるが知り合いに色々相談したり、情報を得ることもできる。

 

デメリット:自ら辞退する場合や、不合格となった場合など、仲介してくれた知り合いと少し気まずくなるケースも。また、知り合いのこともあるので、条件交渉をしづらく感じることもある。

 

企業側の意図:自社社員の紹介であればある程度の人柄と経験は信用でき、社員の報奨を出すにしても他の手法を使うより費用は安い。

(1名採用したら30万円を報奨金をだす企業もあるが他の手法よりは安い)

また、知人との関係性もあるため、入社後比較的退職リスクが低い。

 

向いている人:応募したい企業やポジションが決まっている人。

また、その企業に知り合いが勤務している場合。

よって、比較的この手法が使える人は限られている。

 

 

本日のまとめ

転職の手段は多種多様。

それぞれの考え方やフェーズによって使い分けていきましょう。

また、複数の手段を並行して使っていくことが一般的ですが、

メールや電話の対応がきちんとでき、期日の遵守ができる範囲にしましょう。

転職が初めての人は、アドバイスがもらえて選択肢が多いという意味で、

手始めに大手人材紹介会社に登録してみるのがオススメ。