今だからこそしたい、キャリアを考えるということ#自分ってなにができる?
緊急事態宣言初日が終わろうとしていますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
私はコンビニ以外外出しておらず、今日直接話をした実績は2名です。
(オンラインコミュニケーション活用していきましょう…!w)
前回まで、「そもそも転職すべきかどうか」というお話をさせていただきました。
いざ、転職をしようと立志されたあなたへ、時間がある今だからこそやりやすい
自己分析をテーマにお話していきたいと思います。
本日のテーマはこちら。
自分を知ることの大切さ
営業の方なら「このサービス(商品)のアピールポイントはここだ!」ということや、
「このサービス(商品)の弱みはここだから、カウンタートークを準備しよう」など。
おしゃれにこだわる方なら「自分の強みは鎖骨の綺麗さだからVネックを着る」や、
「でも太ももの太さが気になるからタイトなパンツは履かない」などなど。
一般的に皆さん、自然に「何かの魅力を引き出すことや欠点をリカバリーする」方法について考えています。
でもなぜか、自分自身の能力を売り込むことが苦手な方は多いです。
これまでの就社的な日本の社会からか、
自分の今の市場価値を常に意識することが、習慣化していないからではないかと思うのです。
しかし、自分という商品の魅力を引き出すことができずに、
自分の能力を存分に発揮できる!会社で働けるのでしょうか?
では、どうすればよいのか?
大事なのは自分という商品を知ることです。
上記の営業やおしゃれな人の例でいうと、
商品を知らないとアピールもカウンタートークも準備できないし
自分の体形を理解していないと良さを引き出し欠点を隠せないですよね。
であれば、転職活動の第一歩は「自分を知ること」です。
自分のスキルタグとその理由を知る
まず、自分のスキルが何か、タグづけしていきます。
でも、自分の得意なことって自分からしたら当然にできてしまうことなので
得てして気づけないことが多く、他人の認知とズレがちです。
ではどうすればいいのか?
「他人から感謝されたこと」や「他人から相談されること」が、
あなたの秀でているスキルです。
なぜなら、他の人はあなたに相談すれば解決すると思っている。
つまりその分野において一目置かれているという証拠。
そんなスキルを挙げていきましょう。
#営業戦略だて #分析 #プレゼン #アポをとる …等
そして、それらのスキルについて「うまくいったエピソード」と「その成功要因」を棚卸します。
例)***人の前で成功事例を発表したプレゼンがうまくいった
→要点をまとめたスライドと、必要充分な強力なメッセージを考えて十分練習した
成功要因がわかれば、次同じことをしようと思ったときにも再現でき
ポータプルスキルであるといえます。
もしできるなら、周りの(できれば仕事でかかわったことある)人に
自分の得意なことを聞いてみるのもいいですね。
(あのときのアレすごかったよね、と意外なエピソードが出てきたり…。)
自分の欠点を知る
長所を把握したら、次は短所。
できるだけざっくばらんに話せる人に「自分の欠点」を聞いてみましょう。
もしくは、「失敗」を省みても良いと思います。
失敗を棚卸して、なぜミスをしたのか?
それを補うために何をしているのか?
面接対策に見えるかもしれませんが、自分は何を苦手としていて
避けたほうが良い or 気を付けなければいけないことを知っているか知らないかでは雲泥の差です。
自分の短所を客観的に省みることができないという事は
「他人から見た自分の評価」を理解できておらず、欠点を突かれた際のリカバリーができないということです。
見方を変えてみれば、物事を客観視できず、弱みを突かれたが最後、想定も準備もできてない、と言えなくもありません。
短所・欠点の発見のゴールは「弱みを知り、カバーし、(プラスまで行かなくとも)ゼロに持ってくる」ことです。
私自身、とってもそそっかしくてケアレスミスが多いです。
しかしそれを自覚していたら「メールを送信する前に何回も見直す」や「契約や金銭に関わる書類はダブルチェックする」…などなど、これまでの傾向からミスを想定し、そうならないための準備をできるわけです。
話が細かくなってしまいましたが…
自分を知るためには、欠点を受け止めておくことも重要なポイントなのです。
【※参考】
▼「今の自分」をフラットにみたいならオススメ。
「仕事モードの自分」など、何モードの自分を診断するか決めて受けるのがベスト。
▼ほかの人も巻き込めるなら、こちらもオススメ。
自分のやりがいを知る
普段あまり意識することのない「自分のやりがい」も明確にする必要があります。
例えば、下記2つの仕事観
・給料は生活できるレベルでいい。新しいサービスを創造することにやりがいがある
・自分の仕事に見合った給与、実績に見合ったリターンをもらえてこそやりがい
それぞれの仕事観によって、「仕事のやりがい」の見出し方はちがいますよね。
「お客さんに感謝されることが一番うれしい」
「表彰されるのに誇りを感じる」
「チームで成し遂げることがやりがい」
「努力は給与・インセンティブに反映されてこそ」
など、何にやりがいを感じているのか理解せず転職してしまうと
全く風土のあわない環境に身を投じてしまいます。
チームにやりがいを感じている人は個人事業主のような外資保険営業は向かないでしょうし、
出来立てホヤホヤの食えるかどうかのベンチャーに、給与がどうこうこだわる人は向かないでしょう
自分が何に喜びを感じるのか、自分が仕事上で嬉しかったシーンはどんなところか?
一度思い返し、「自分のやりがい」を見つけましょう。
転職で実現したいことと優先順位
転職活動が長くなると「もう何で判断したらいいのか…」となりがち…。
逆に、「A社にもB社にも内定をもらったけどどうやって判断しよう?」という場合などの嬉しい悲鳴もあり得ますよね。
そうならないためにも、また、結局転職したけど何も変わらなかった。とならないためにも。
転職で実現したいこと、あとはその優先順位を明確にしましょう。
給与 ワークライフバランス 立地 役職 企業ブランド …などなど。
こだわるところはいろいろありますね。
特に、先述の「やりがい」が定性的なので、ある程度定量的に判断できる「転職の優先順位」は転職活動を始める段階で明確にすべきでしょう。
以上が出そろったら、
今度は自分でできること以外の領域に踏み出します。
次回は#転職活動の方法 についてお話させていただきたいと思います!
今回のまとめ
転職活動は自分を知ることから始めましょう。
普段向き合う事のないこと
普段意識せず過ごしていることを拾い集め、分析する作業です。
#Stay Home #うちで過ごそう の時期だからこそ、
ゆっくり自分と向き合ってみては。